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あなたのランジェリーもチェック!これが高級ランジェリーの証?

      2015/06/22

先週から、ランジェリーの素材の選定を行っています。特にレース!やっぱり、ランジェリーと言えばレースですね。

実は、今月初めに東京で行われたランジェリープラスでも、ランジェリーブランドのデザイナーさんや老舗の販売代理店さんからレースのお話をたくさん伺ってきました。あと、海外のレースの問屋さんのところにもお邪魔して、レースたくさん(ホントにたくさんすぎて、一部しか見られなかったんですけど(;∀;))見てきました。もう、レース尽くしです、今月。

知れば知るほど奥が深いレースの世界なのですが、ちょっと詳しくなったので、まとめてみようと思います。

まず、ランジェリーで使用されるレースは、大きく分けると2種類あります。
『リバーレース』と『ラッセルレース』。
聞いたことありますか?

 

レースの王様・リバーレース

このリバーレースというのが、ランジェリーレースの華!王様です。
日本国内だと、ちょっと高級なラインのランジェリーや、こだわりの強いデザイナーズのランジェリーに使われることが多いです。ランジェリーの商品説明などを、ちょっと注意して見てみてください。「フランス産リバーレース使用」とか、「高級リバーレースランジェリー」といった言葉が見つかると思います。

「レースと言えばリバー!」「ランジェリーと言えばリバー!」という想いが、ランジェリー好きの人になるほど強いように思います。

先日お話を伺ったデザイナーの方々からも、「すごくいいリバーレースが手に入ったので!」「こっちはリバーレースじゃないんですけど・・・」と言った言葉を何度も伺いました。

やっぱり、「素敵なランジェリーを作りたい!」という人は、「リバーレースを使いたい!」と思うんだと思います。

じゃあ、そのリバーレースってどんなレースなの?!ということですが、これ、ほんとにすごいレースなんです^o^

 

リバーレースが高級レースである理由

手元にあるテキスタイル用語辞典を見ると、『リバーレース』の項目にはこう書いてあります。

1813年イギリスのジョン・リバーによって発明されたリバー・レース機を発祥とする、繊細で精巧優美なレース。

リバーさんが作った機械で作るレースがリバーレース。そのままなんですが、実はこの機械が本当に重要なんです。
なんと、リバーレースを編む機械はもう製造されていないんです。

世界中にあるリバーレース機をかき集めても、その数は150台ほどしかないそうです。それらも、何十年前のアンティーク品。新品の機械どころか、部品を作る工場もありません。

そのため、この貴重な機械を所有しているレース会社は、古い部品を使いまわすなどのメンテナンスを行いながら、大事に大事にリバーレースを製造しているのです。

最初、私はこの話をうまく理解できませんでした。「こんなに技術が発達した現代なんだから、機械くらい作れるのでは??」と思えて仕方ありませんでした。

でも、どんなに技術が発達しても、非常に精巧なリバーレースを生み出す機械を作るのは、コストも労力も莫大なものがかかると思います。おそらく、その負担をカバーするほどには、レース、もしくはリバーレースに対する需要のボリュームがないのだと思います。

さらに、今回、リバーレースの製造工程をじっくり見せていただく機会があったのですが、本当に!ほんとーに!手間暇かかりまくってってびっくりしました!

レースを実際に編むのは機械なんですが、その前後で人の手もたくさんかかっています。

まず、レースのデザインを考えます。ここは、レースの価値を決める要だと言ってもいいですね。

次に、デザインを機械が編む一本一本の糸に落としこまれます。今はある程度デジタル処理がされているそうですが、ほんの20年ほど前までは、この作業も全部人が行っていたそうです。

それから、リバーレース機に、編み方をインプットしていきます。これもコンピューターを使いつつ、熟練の人の手も使いつつ。文章にすると簡単に聞こえてしまいますが、リバーレースに使われる糸の数は10,000~20,000本といわれます。正直、見当すらつかないものすごい数です。
これを、1本1本、デザイン通り・意図通りに、正確に編みあげて作られるのがリバーレースなのです。

そうして出来上がったリバーレースは、本当に美しいです。意図の本数が多く、複雑に編めるため、細かいデザインも再現することができ、かつ、それらが立体的に見えるのが一番の特徴です。

river-lace

正直、今の私には、レースを見て「あ、これリバーレースね♪」なんてことは分からないのですが、リバーレースと、それ以外のレースを並べて見ると、確かに、リバーレースの立体感、模様の細かさはよく分かります。

レースそのものの繊細で複雑な美しさと、機械の少なさや製造にかかる時間や労力。これらを総合して、リバーレースは「最高級レース」「レースの王様」と呼ばれるんですね。

レースの種類・デザインはほんっとに星の数ほどあるので、現在開発中のランジェリーに「どんなレースを使おうか?」と考えるだけでものすごく楽しいです。その反面、優柔不断でもある私にとっては選択肢が多すぎて、すでに発狂しそうなのですが・・・^^;

「胸にボリュームがない」「アンダーバストが細い」「ランジェリーは好きだけど、デザインとサイズで納得のいくものがない」という理由から、2015年『大人の女性のためのSサイズランジェリー』の商品開発を始めました。(詳しくは自己紹介ページをご覧ください)現在も、日々研究&開発進行中です!

ただ、商品開発を進めれば進めるほど、考えれば考えるほど、マニアックな商品で(笑)、ときどき「本当にこんなもの、私の他に欲しい人がいるんだろうか・・・」と不安になることがあります。実際、『Sサイズランジェリーが欲しい大人の女性』は世間から見ると圧倒的に数は少ないと思うので、なかなか要望を拾うことができません。

でも、だからこそ、私と同じような体形&気に入るランジェリーがなくて悩んでいる方のご意見をいろいろ伺い、商品開発に生かしていきたいと思っています。

ですので、もしご興味がありましたら、ぜひTwitterフォロー(@rs_lysblanc)や「いいね!」などで反応をいただけると励みになります!ささいなことでも、お声など聞かせていただけるとさらに嬉しいです!

商品が完成したら真っ先にブログやTwitterでお知らせします。どうぞよろしくお願いいたします。

 - ランジェリー

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